慈愛、戦場の戦士は皆、母を呼ぶと言う

どのような世界に生きていても、あなたはこの地上を生きているのです。

その中で戦いはあり、神を望む人もいるでしょう。

あなたが厳しい顔をしながら歩いていても、追い剥ぎや強盗がいても、かわいそうな人がいても、あなたは険しい顔をしているでしょう。

それはあなたが自分を守らなくてはならないから。

その悲しみを、ピエタが教えてくれます。

ピエタ、その意味は慈愛、です。

慈愛、マリア様はこう言われます。

「人の子よ、愛を知りなさい。私は愛を知りました。我が子よ、愛しています。みんな、我が子のように思いなさい。みんなが我が子なのです。」

と。

戦場の戦士たちは、今際の際に、必ず母の名を呼ぶ、敵の兵士も同じだった、と語った老兵士がおられました。

戦場でなくても、どの世界にも苦痛はつきものであり、その中で「その世界は生ぬるい」などなく、その世界で生き抜く人は美しく、そしてマリア様に、母に抱かれる愛を求めるのです。

イエス様は、全てを受け入れる人でした。抵抗をしなかったのです。戦わなかった。あの悲しい人たちは、ただ知らないだけなのです、神様。どうか彼らを罰しないであげてください。彼は、死の間際に自分を磔にし、罵倒する兵士たちに、そう祈ったのです。

人それぞれの美しい生き方があります。

だから私は、悲しい思いをしながら、この世界に生きてどうしても私を疑い、神を疑い、それなのに私たちのような存在を頼る人の気持ちを、受け止めてはいるものの、そのお相手が拒絶されることもあります。意地悪もあります。だから険しい顔になっていくのです。それが悲しくて、私はマリア様に祈りました。

あなた様のピエタを、眺めていると、どのような人にも、あなた様は愛をささげる、子供のように、傷ついた子供を、悲しみとも言えぬ、優しい顔で、抱きかかえる。私は、そのような人になりたい、と泣いたのです。

ロジエ


About rosier

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です